横矢所長☆

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研究所ができて20周年になりました

とうとう研究所も20周年になりました。しばらくインスタだけの更新になっていましたが、またこちらも少しずつ投稿したいと思います。改めて宜しくお願いいたします。🙇‍♀️---今日は、町田市立町田保育園で安全点検のお手伝いをしてきました。先月、職員の方向けの研修で、お話をさせていただいたご縁です。警察や消防ともご相談され、元々危機管理についてよく考えられている園ですが、窒息、転落など命に関わる事故が起きないように、また火災や地震への備えや避難についてなど、改めて一緒に対策を考えることが出来、有意義な時間になりました。工夫されていることや、工夫が難しいことも教えていただきましたので、持ち帰って再考します。あと、この時期ですから、プールや水遊びについてもよく考えてらっしゃいましたが、再確認しました。今日は、中学生も一緒にプールのお掃除をされていました。ようやく夏らしくなりプール遊びが始まります。悲しい事故がもう起きませんように、楽しい夏になりますように、お祈りしています。(自然災害、事故や事件が続きました。胸が痛みます。被害に遭われた方々やご家族に心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。)———-<参考>教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン     【事故防止のための取組み】~施設・事業者向け~https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/kyouiku_hoiku/pdf/guideline1.pdf💫施設整備のチェックリストは、p.39からです。

休暇中、たばこ・加熱式たばこの誤飲に気をつけて!

加熱式たばこのスティック内のタバコの葉を誤飲しないために、吸う前のものも吸い殻も置き場所に気をつけて!写真は、加熱式たばこの一種、gloの吸い殻です。このスティックの吸い殻を分解して先端約45mmに入っているたばこの葉をほぐしてみました。加熱式の場合、葉っぱは燃えてなくならないので、そのままゴミ箱に捨てられることも。そしてそれを小さい子が誤飲する事故が起きてます! 一歳半くらいまでのお子さんに特に気をつけてください。写真のタイプで、ニコチン量は、一本につき約2mgです。★普段たばこに縁のない方も、夏休みの時期、吸う人と会うかもしれないので気をつけて‼️もちろん加熱式じゃない普通のたばこも‼️(✳︎東京消防庁の最新報告で、相変わらずたばこ火災が大変多いと分かりました。火災も気をつけてくださいね。ライターも、子どもの手の届かないところに置いてください。)そして吸う方は、お子さんが触らない場所に保管、処理してください😌お願いします❗️🙇‍♀️飲み物の缶に吸い殻を入れると間違って飲むことも❗️食べたり飲んだりしてしまった際の対処法も書いてあるので、読んでみてください。🍀↓●国民生活センター「見守りサポート情報」http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support124.html●詳細は、国民生活センター の商品テスト結果を!http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20171116_2.html↓▼報告書本文PDF 他のタイプとの比較も詳しく出ているので、一度見ておくといいと思います。http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20171116_2.pdf●Injyry alart(障害速報)—日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/injuryalert/0063.pdf

中学一年生に防犯や地域安全マップの作り方をお話ししてきました。

 昨日は、所長・横矢が、玉川聖学院中等部一年生の学年集会で、犯罪から身を守るための安全マップづくりについてお話をしてきました。こちらの学校では、自宅から駅まで(通学路)の安全マップづくりを、中学一年生の夏休みの宿題にされているのです。私立で、遠くから通われる方も多いので、中1は重要な時期だからです。  中学生になると、保護者も防犯ボランティアの方々も「もう自分で身を守れるだろう」と気を緩めたり、見守る対象とはしなくなりますが、だからこそ、逆に配慮が必要な時期だと私は考えています。環境が変わる「新入生」ですし、心身共に変化が大きい時期なので、それまでとは違う用心が必要になります。地域安全マップを小学校で作られた方にも復習になりますし、改めて街の変化を調べることは、危機管理意識を育む効果があると思います。 玉川聖学院さんでは、15年前から、新入生が通学を始める時期に、主に保護者向けの講演をさせて頂いていますが、今年は久し振りに直接生徒さんとお話する機会を得て、大変嬉しく思いました。 事件が続いて過敏になっている方も多いかもしれないので、楽しみながらまちあるきをし、保護者との会話や街の安全について考えるチャンスにして欲しいという思いをお伝えしたつもりです。小さい子に教える気持ちで取り組んで、というお願いもしました。

いつもと違う時には、特に注意して!

「いつもと違う時には、特に注意してくださいね」と講演などで話してきたけれど、「いつもと違う状況」にも色んな種類があることに気づきました。いくつか上げてみると、1)いつもいる場所じゃないところにいる時(「転校や引越しして間がない」「新しいおけいこを始めた」「校外学習に行った」など。学校に入学したての新入生の時も、その状態ですね。)2)いつもいる場所だけど、いつもと違う時間にいる時(「クラブの朝練があってふだんより30分早く登校した」「寄り道して帰るのが遅くなってしまった」など)3)いつもと同じ場所に同じ時刻にいるのに、まわりの状況がいつもと違う時(「一緒に通ってる子がインフルエンザで休んだ」「いつも迎えにくるおばあちゃんが来られなかった」「知らない人に声かけられた」「イベントで街の様子が普段と違う」「違う街のナンバーの車が違法駐車してる」など)こういう時は、いつもより危険なこと、思いがけないことが起きやすくなっています。できれば事前にどんなことが起きる可能性があるか考えて、対策を準備をしておくといいですよね。急にお休みする際には、保護者同士で連絡を取り合うようにして、出来るだけ子どもを一人にしないように工夫してください。やはり一人でいる時に狙われやすいのです。普通の犯罪者は、捕まりたくないから、目撃者がいない方が都合がいいからです。(もちろん数人でいる時の用心も大事ですが)そして、声かけや追いかけられたなど、怖かったこと不安なことがあったら、すぐに大人に話すように何度でも伝えてください。犯罪は、成功するとエスカレートしていく可能性があります。なので、出来るだけ早く対応することで被害をくいとめたいのです。