子どもたちとの接し方について

 来週、地域や企業のボランティアの方に300人近く集まっていただいて防犯講演会をするので、過去の資料も記憶も掘り起こしてみながらお話することを考え直しています。普段は、子どもの危険には色々あって簡単に分類すると6分野(防犯、防災、事故防止、いじめ虐待、環境問題、病気)あるから、全体をバランスよく見守ってくださいというお話を冒頭に長めにするのですが、今は、直接防犯に役立つノウハウを多くと期待されています。なので、最新の情報と過去の情報と照らし合わせてみて、盲点はないか考えてみながら構成を練っています。メモは何種類も出来、寝たら防犯情報配信の夢を見たりしてますが、落ち着いてぎりぎりまで考えたいと思います。
 (地域安全マップの話は軸にします。)

 この新聞記事も重要だなと感じたので、見えにくいと思いますが写真をアップしておきます。拡大して見てみてください。
この、神戸で小1の女の子が命を落とされた辛い事件は、四年前に起きました。この時も、多くの人が大変ショックを受け、対策の強化について考えました。朝日小学生新聞さんは、小学校の中高学年対象でわかりやすく、そして子どもの心を傷つけないように工夫した記事を書かれるので、大変参考になります。私も取材を受けるたびに一緒に言葉を選ぶようにしています。


 最近事件が続いているため、子どもたちの不安感が強くなっていて、私のようなおばさんでも警戒されているなとわかることが度々です。「悪い人は見た目ではわかりません。優しそうなおばさんでも用心」という教え方が浸透してきたからだとも言えるかもしれません。

ちょうど良い距離感で見守り、怯えさせないで身を守る方法を伝えていくには、まだまだ勉強や経験が必要ですね。ボランティアさんへのアドバイスとして、「返事が必要のない声かけをして」と警察からのお願いもありました。多分驚いてブザーを鳴らされたというようなことが結構起きているかもしれません。そうとしか思えないような声かけ情報が配信されるのを何度も見ています。

 見守り活動で子どもたちの笑顔が見られると思ったのに挨拶もしてくれなくてがっかり!という声も聞きますが、信頼感を育むには時間がかかると思って、気長に構えていきましょう。

から、 子供見守り活動事例集の、22年度から29年度版まで読むことができますので、見守りのヒントを探してみてください。



子どもの危険回避研究所

世の中には、たくさんの危ないこと、危ないものがあふれています。中には、ちょっと見ただけでは分からない危険もかくれています。いろんな危険に出会うと、ちょっとドキドキするかもしれないけれど、不安や悩みはパワーの源です。対策を考えているうちに、きっと楽しくなるはず。親子でチャレンジしてください。「むやみに怖がらない、立ち向かう人間になろう」というのが、この研究所の目的です。

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